長年の研究開発の結果であるXCOR2は、 GEN5 アイアンのために設計された、PXGが誇る革命的なポリマーコア素材です。XCOR2は極めて軽量なので、コアの質量を軽量化する一役を担っています。この素材により、重心を下げ、クラブヘッド背面のペリメーター近くに位置させることができ、慣性モーメントとやさしさを劇的に向上させます。PXGの超極薄フェーステクノロジーとXCOR2を組み合わせることで、反発係数を増加させ、フェースのたわみを最大化し、目にも留まらぬボールスピードを実現しました。

パワーチャンネルテクノロジーはフェース内面に作られた独自のU字形状の溝で、これによりフェースのたわみ、とくにフェース上部のたわみが大きくなります。この溝が、打ち出し角、軌道、ボールスピードを同時に高めることができるフェースの動きとエネルギーの移行をもたらします。

GEN5 アイアンには、5個のタングステン製ヒール/トゥ・ウェイトと、1個の大きなウェイトがクラブヘッド背面にある重心付近に搭載されています。この大きなセンターウェイトによって、最適なスイングウェイトが得られます。PXGフィッティングスペシャリストとの対面フィッティングで、高精度ウェイトテクノロジーを利用した微調整を行います。購入後のウェイト調整には対応していません。

8620ソフトカーボンスチールを5回にわたって鍛造することで、一本一本のアイアンを製造しています。この工程でグレインストラクチャーが密になるため、強度が向上し、グルーブ（溝）の寿命が長くなり、かつ全般的な使い心地および見た目も向上しています。

全てのアイアンのバックフェースはミーリング製法で高精度に加工されており、フォージド製法単独で得られる壁の厚みより薄くできるため、高いパフォーマンスを生み出すボディ設計とさらに美しいルックスを実現します。

創業以来、PXGはゴルフ界でも最も薄いクラブフェースを作ってきました。業界最先端のPXGの超極薄フェーステクノロジーによって、他にはない打感を生み出し、スイートスポットをはずしたヒットでも大きなミスショットになりにくくなっています。PXG独自のXCOR2テクノロジーを組み合わせた GEN5 アイアンは、これまでになく高いCOR（反発係数）を誇ります。高強度のHT1770マレージング鋼で作られており、厚さはわずか0.058インチ（〜1.55mm）になっています。

一瞬で心を奪われるPXGエクストリームダークアイアンは、ダイヤモンドライクカーボン（DLC）コーティングと呼ばれる高度な技術で製造されています。DLCは、グラファイトのようなカーボンベースの高硬度コーティングで、PXGのブラックレーベルアイアンやウェッジの寿命を大幅に延ばします。他メーカーによる典型的なブラックPVDコーティングとは違い、DLCはクロームの下層、カーボンクロームの中間層、そして約0.003mmのハイカーボンの上層の3層で構成。これにより、ボールの飛び方などクラブのパフォーマンスに影響を及ぼすことなく、驚異的な耐摩耗性と完璧なルックスを実現します。

DLCコーティングは現在、燃料噴射装置や掘削機に施されており、耐摩耗性が優れていることからその他の製品への応用が期待されています。PXGのエクストリームダークフィニッシュは、ゴルフ界に初めてブラックDLCコーティングテクノロジーを導入しました。

GEN5 アイアンは高精度ロボット研磨工程とレーザー溶接加工を経て製造されます。ロボット研磨は非常に高精度な製造工程で、すべてのクラブにおいて一貫したソールやフェースのペリメータージオメトリを保つ上で重要となります。それぞれのクラブのフェース外周にロボットレーザー溶接加工を施すことで、熱影響部を縮小し、強力で正確な取り付けが可能になります。